★パチンコとは
◎概要
パチンコ台、あるいはパチンコ機、遊技台(法律上の名称は「遊技機」)は内部多数の真鍮製の『釘』や鉄板製の小さい『風車』を数個打ち付けた板を概ね垂直に近い状態で設置し、釘の頭からわずかな間隙をのこして板ガラスで覆ったものである。
パチンコ球と呼ばれる直径約11ミリ、重量約5グラムの鋼球を玉貸機(サンド)などで借り、パチンコ台に挿入し、内蔵される発射機から球を発射する。弾かれた球は羽根や回転体、「チューリップ」のような機械仕掛けの「役物」に当たりながら複雑な軌跡で下に落ち、入賞口(当たり穴)に球を入れることにより規定数の入賞球を獲得することができる。役物は機械仕掛け・電気仕掛けにとどまらず、近年ではデジタル部品を駆使したデジパチと呼ばれるハイテク度の強い機種が主流である。
球の借り賃は全国一律1個4円以下と決められており、最低の貸し出し単位は25個(100円)である(ただし警察では2000年12月に「消費税分は1個4円以内という制限に含まれない」との見解を示しているため、今後100円で25玉に満たない貸し出しを行う店が現れる可能性がある[1])。
パチンコ店の営業は風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律第二条七で「設備を設けて客に射幸心をそそるおそれのある遊技をさせる営業(7号営業)」と規定されており、入賞球は繰り返しゲームに使用できるだけではなく、後述する様々な景品との交換が認められている。市場規模は約30兆円にのぼるが、景品交換所を通じて払い戻すという独特のシステムを取ることから、実態規模としては3兆円程度とみられる。
◎遊技機
ひと昔前のパチンコ台は、玉を弾くスプリングを戻す強さの加減をレバーを使って手で行いながら一発一発打っていた。現在のパチンコ台は玉の自動射出機構を備えており、ハンドルに手を添えるだけで玉を打つことができる。手を添えている間は永続的に玉が射出されるため、射出を一時的に停止させるストッパー(ハンドル付近の押しボタン、大概の台は親指で押せる位置にある)も搭載されている。
ハンドルについては、固定遊技を防止する観点からセンサーが搭載されており、必ず素手で金属部に触れないと玉が射出されないようになっている(手袋をはめてハンドルを握っても玉は射出されない)。ハンドル自体が金属製のもの、ハンドル周囲の輪の部分のみ金属部のものなど、仕様は台により様々である。
CR機(Card Readerの略―玉を貸し出すためのプリペイドカードを読み取らせる機器が付いたパチンコ機)の導入以降、1回の大当たり(特賞)の入賞球を増やしたり、確率変動(確変)の導入により、大当たりの確率を高めたりして、代わりに特賞以外の入賞球を減らすなど、射幸心を煽る傾向にある。本来の風適法では客に射幸心をそそるおそれのある遊技機を禁止しているのにも関わらず、脱税対策を建前としたCR機の普及の為に、射幸心を煽る傾向にある遊技機を認可したことが原因であると言われる。
近年のパチンコ台ではかつてのアニメーション・特撮ドラマなど子供向けキャラクターを題材にしたもの、あるいは著名芸能人が監修・キャラクターを務めるものも開発されている。
インターネット上では近年のパチンコ台をゲームにしたパチンコゲームと呼ばれるものも人気を集めている。
遊技機は国家公安委員会の指定試験機関である保安電子通信技術協会によって規定上の条件を満たしているか試験が行われ、その後各都道府県の公安委員会の検定を受け、その後ホールに設置され、ホール所轄の警察が試験を行う。全ての試験を合格することで初めて客が遊技することが可能となる。
また、検定の有効期間は3年間有効とされ、有効期間を過ぎた遊技機は使用することができない。
◎パチンコおよびパチスロにおける攻略
パチンコおよびパチスロにおける攻略とは、パチンコやパチスロで効率よく出玉(メダル)を得ることを指す。又、その手順を攻略法という。具体的には遊技台の特徴、ボーダーライン(攻略割数)、ホールの営業方針から最適な立ち回りを選択し、投資を節約して出玉を得るというものである。
攻略法は、パチンコやパチスロが登場した当初から存在し、素人でも上手になれば実行できるものであった。その後、機種の進化と共に攻略法も難易度が高くなっていった。
パチスロでは、設定判別(設定変更判別も含まれる)やリプレイ外し(過去の小役抜きも含まれる)、天井狙い(RT解除ゾーン狙いも同じ)、高確モード狙いが主流である。怪しいネタに「セット打法」と「ホールコンピュータ攻略打法」の2種類があるが、攻略法の不確かさを悪用した攻略法詐欺が問題になることもある。また、セット打法の中にはいわゆるゴト行為に抵触するものも存在する。過去には「セットネタ」等が通用した機種もあったが、常勝を考えるなら「高設定狙い」に徹するべきである。
尚、正当な攻略法が通用する機種、基盤は正規モノであり、裏モノには通用しない。裏モノに通用するネタがあったら、セットネタである。この場合はやっちゃんのお世話になるかも。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
◎概要
パチンコ台、あるいはパチンコ機、遊技台(法律上の名称は「遊技機」)は内部多数の真鍮製の『釘』や鉄板製の小さい『風車』を数個打ち付けた板を概ね垂直に近い状態で設置し、釘の頭からわずかな間隙をのこして板ガラスで覆ったものである。
パチンコ球と呼ばれる直径約11ミリ、重量約5グラムの鋼球を玉貸機(サンド)などで借り、パチンコ台に挿入し、内蔵される発射機から球を発射する。弾かれた球は羽根や回転体、「チューリップ」のような機械仕掛けの「役物」に当たりながら複雑な軌跡で下に落ち、入賞口(当たり穴)に球を入れることにより規定数の入賞球を獲得することができる。役物は機械仕掛け・電気仕掛けにとどまらず、近年ではデジタル部品を駆使したデジパチと呼ばれるハイテク度の強い機種が主流である。
球の借り賃は全国一律1個4円以下と決められており、最低の貸し出し単位は25個(100円)である(ただし警察では2000年12月に「消費税分は1個4円以内という制限に含まれない」との見解を示しているため、今後100円で25玉に満たない貸し出しを行う店が現れる可能性がある[1])。
パチンコ店の営業は風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律第二条七で「設備を設けて客に射幸心をそそるおそれのある遊技をさせる営業(7号営業)」と規定されており、入賞球は繰り返しゲームに使用できるだけではなく、後述する様々な景品との交換が認められている。市場規模は約30兆円にのぼるが、景品交換所を通じて払い戻すという独特のシステムを取ることから、実態規模としては3兆円程度とみられる。
◎遊技機
ひと昔前のパチンコ台は、玉を弾くスプリングを戻す強さの加減をレバーを使って手で行いながら一発一発打っていた。現在のパチンコ台は玉の自動射出機構を備えており、ハンドルに手を添えるだけで玉を打つことができる。手を添えている間は永続的に玉が射出されるため、射出を一時的に停止させるストッパー(ハンドル付近の押しボタン、大概の台は親指で押せる位置にある)も搭載されている。
ハンドルについては、固定遊技を防止する観点からセンサーが搭載されており、必ず素手で金属部に触れないと玉が射出されないようになっている(手袋をはめてハンドルを握っても玉は射出されない)。ハンドル自体が金属製のもの、ハンドル周囲の輪の部分のみ金属部のものなど、仕様は台により様々である。
CR機(Card Readerの略―玉を貸し出すためのプリペイドカードを読み取らせる機器が付いたパチンコ機)の導入以降、1回の大当たり(特賞)の入賞球を増やしたり、確率変動(確変)の導入により、大当たりの確率を高めたりして、代わりに特賞以外の入賞球を減らすなど、射幸心を煽る傾向にある。本来の風適法では客に射幸心をそそるおそれのある遊技機を禁止しているのにも関わらず、脱税対策を建前としたCR機の普及の為に、射幸心を煽る傾向にある遊技機を認可したことが原因であると言われる。
近年のパチンコ台ではかつてのアニメーション・特撮ドラマなど子供向けキャラクターを題材にしたもの、あるいは著名芸能人が監修・キャラクターを務めるものも開発されている。
インターネット上では近年のパチンコ台をゲームにしたパチンコゲームと呼ばれるものも人気を集めている。
遊技機は国家公安委員会の指定試験機関である保安電子通信技術協会によって規定上の条件を満たしているか試験が行われ、その後各都道府県の公安委員会の検定を受け、その後ホールに設置され、ホール所轄の警察が試験を行う。全ての試験を合格することで初めて客が遊技することが可能となる。
また、検定の有効期間は3年間有効とされ、有効期間を過ぎた遊技機は使用することができない。
◎パチンコおよびパチスロにおける攻略
パチンコおよびパチスロにおける攻略とは、パチンコやパチスロで効率よく出玉(メダル)を得ることを指す。又、その手順を攻略法という。具体的には遊技台の特徴、ボーダーライン(攻略割数)、ホールの営業方針から最適な立ち回りを選択し、投資を節約して出玉を得るというものである。
攻略法は、パチンコやパチスロが登場した当初から存在し、素人でも上手になれば実行できるものであった。その後、機種の進化と共に攻略法も難易度が高くなっていった。
パチスロでは、設定判別(設定変更判別も含まれる)やリプレイ外し(過去の小役抜きも含まれる)、天井狙い(RT解除ゾーン狙いも同じ)、高確モード狙いが主流である。怪しいネタに「セット打法」と「ホールコンピュータ攻略打法」の2種類があるが、攻略法の不確かさを悪用した攻略法詐欺が問題になることもある。また、セット打法の中にはいわゆるゴト行為に抵触するものも存在する。過去には「セットネタ」等が通用した機種もあったが、常勝を考えるなら「高設定狙い」に徹するべきである。
尚、正当な攻略法が通用する機種、基盤は正規モノであり、裏モノには通用しない。裏モノに通用するネタがあったら、セットネタである。この場合はやっちゃんのお世話になるかも。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より